飛騨総社

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飛騨総社

 

古代日本の国司にとって、着任後最初の仕事は赴任国内の全ての神社を巡って参拝することであった。総社の制度は律令制当初からあったわけではなく平安時代になって国府の近くに総社を設け、そこを詣でることで巡回を省くことが広まった。そのため総社は一般に国府の近くに置かれた。

ここは、平安時代の承平年間(931年~938年)の創建と伝えられる。1191年(文治2年)に最初の社殿が築かれる。しかし、室町時代になると衰退する。江戸時代の寛永年間に金森重頼により社殿の大改修が行われたが、1781年(天明元年)の天明の大飢饉の頃から再び衰退し、境内も縮小される。国学者である田中大秀(本居宣長門弟)は、その様子を嘆き、1808年(文化3年)に「飛騨総社考」を著して再興を願う。これをきっかけに1820年(文政3年)に再建され、境内も拡大する。 1887年(明治20年)より1890年にかけて大造営が行なわれ、南向きだった社殿を東向きにし、参道が整備される。wikiから。

ここから境内です。背後には長い参道がありました。

ここも龍口です。

拝殿と神殿

総社ですので、ここを詣でることで巡回を省くことができますが、今回の参拝でたくさんの神様にご挨拶していたことになります。

 

正殿主神・・大八椅命 大八椅命は飛騨国の最初の国造、天火明命の後裔。

脇殿(延喜式神名帳所載八座)

    水無神 (飛騨一宮水無神社祭神 位山)

    槻本神 (槻本神社祭神 大山津見神)

    荏名神 (荏名神社祭神 高皇産靈神)

    大津神 (大津神社 (飛騨市)祭神 大彦命、武渟河別命)

    荒城神 (荒城神社祭神 大荒木之命)

    高田神 (高田神社祭神 高魂命)

    阿多由太神 (阿多由太神社祭神 大物主神)

    栗原神 (栗原神社祭神 五十猛命)

脇殿(国史記載社十座)

    大歳神

    走淵神

    四天王神

    遊幡石神

    渡瀬神

    道後神

    気多若宮神

    本母国津神

    剣緒神

    加茂若宮神

合祀

    伊邪那岐命

    伊邪那美命

     菊理姫命

 

こちらは上のリストにない末社の神様。

拝殿から参道を見ています。

小腹が減ったので、有名なラーメン屋に。細面。これは大盛り。ご飯サービス。






2012年7月7日参拝

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おまけ