伊豆山神社

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●伊豆山神社

静岡県熱海市にある神社。135号線を小田原から熱海方面へ走ると参道入り口の道標があり、右折して山道を登ります。

もう一つは、健脚向けルートとして長い長い階段になっている参道を上っていくと、鳥居が見えてきます。

ともあれ、神社に到着。

階段の途中にある祖霊社

役の小角社。

左手に末社・結明神社。祭神は、結明神(日精・月精)。
本社は、子恋の森公園上(七尾)にあり、当社は里宮。
景行天皇三十一年、久地良山(日金山)に大杉があり、その中から一男一女が誕生した。
初島・初木神社の祭神・初木姫が育てたところ、
男は日精、女は月精と生長し、夫婦となって、日金山に仕え「伊豆権現氏人之祖」となった。
二人は、不知(富士山)から神上がり、結明神と称されるようになった。縁結びの神である。

やっと、社務所につきました。

これだけ上ってきたんですね。

手水舎。赤と白の龍さんがお出迎えしています。

境内は古来歌枕に名高い伊豆の雄山、古々比杜(子恋の杜)の一部で四方坪、海抜百七十米突。伊豆の海、相模灘を一望の中に収め、遠くは御神火なびく大島が夢の様に浮かび、近くは初島が手に取るように眺められる景勝の地を占め、四季折々に御山を埋める彩る万樹百花に、渡り群れくる小鳥の鳴く音に心も洗われるばかりです。神社HPより。

関八州総鎮護  伊豆山神社

御祭神    伊豆山大神(火牟須比命・伊邪那岐命・伊邪那美命)

例祭日    四月十五日

鎮座地    境内は古来歌枕に名高い伊豆の御山、子恋の森の一部で約四万坪、海抜百七十メートル

御由緒    当社は古来伊豆大権現、走湯大権現、又は伊豆御宮、走湯山とも呼ばれていましたが、明治の神仏分離令により現在の社名に改称されました。又、伊豆の地名の発祥地は当社であります。

社伝によると当社は最初、日金山(万葉集にいう伊豆の高嶺)に鎮まり、次いで本宮山に移り、さらに三遷して現在の地に御鎮座になりました。

源頼朝は平治の乱の後、平家の手により伊豆の蛭ヶ小島に配流の身となっていたが、源家再興のことを当社に祈願し、後に鎌倉に幕府を開くに及んで、篤く当社を崇敬し、幕府最高の崇敬社として、関八州総鎮護とされ、社領四里四方、海上見渡す限りの外に、鎌倉、室町期を通して武州、相州、上州、豆州、駿州、越州に二十三ヵ所の社領を所有していたことが室町時代の文書「寺領知行地注文」に記され、その所領範囲の広大であったことが当社の最隆昌期における状況を示しております。

鎌倉、室町の時代を経て徳川家康は江戸に幕府を開くに先立ち二百石を寄進し、次いで慶長になって百石と、併せて三百石の朱印料を寄進して崇敬の誠を示しており、歴代の将軍もこれに習い、当社を崇敬いたしておりました。

又、天皇家にあっては、第十六代仁徳天皇が勅願所となされてより、二十二代清寧、三十代敏達、三十三代推古、三十六代孝徳、百五代後奈良と六朝の天皇の勅願所となり、殊に、御奈良天皇は御宸筆の般若心経一巻(国指定重要文化財)を御奉納になられ国土安穏と万民の和楽を御祈願なされております。

大正三年一月十三日、皇太子であられた 昭和天皇御参拝の折親しく、若松一株をお手植え賜り、現在緑の葉も繁く栄えております。また、昭和五十五年九月十二日には皇太子浩宮徳仁親王以下の御参拝をいただいております。

なお、当社は明治以前においては神仏習合が盛んに行われた社で、役小角をはじめ 弘法大師、多くの山岳仏教徒や修験者が入峰して修行を積んだ霊場で御白河法皇の御撰による梁塵秘抄に「四方の霊験所は、伊豆の走湯(伊豆山神社を指す)信濃の戸隠、駿河の富士山、伯耆の大山」と著され、東国 東海における第一の霊場として聞こえていたことがしられます。

御神徳    火の神、国生みの大親神として、国を護り、生命の充実・発展、縁結び、家内安全、産業・事業・経営の護り、火防鎮火、温泉守護の御神徳があります。

宝 物    後奈良天皇御宸筆般若心経一巻・古剣一振・男神立像(日本最大)以上、国指定重要文化財、外多数の宝物を所蔵しております。 

金槐和歌集 源実朝

ちはやぶる伊豆のお山の玉椿 八百万代も色はかはらし。

箱根路をわが越えくれば伊豆の海や 沖の小島に波のよるみゆ。

伊豆の国や山の南に出づる湯の 速きは神の験なりけり。 

-境内案内板より-

 

雷電社

婚活女子に人気の腰掛け岩。時間を超えて、岩にぬくもりが残っている??

この鳥居の寄進者は、なんと、小泉今日子さん。キョンキョンだ! 社務所によると、雷電社の鳥居も寄進を期待しているとのこと。まずは、御朱印を頂き300円を納めました。

末社の白山神社。社のは山道を30分とのこと。降りてきたら4時過ぎで暗くなってしまう。

今回は時間がなくパス。

神社は高いところにあります。参拝だけでもよい運動です。

 

2011年11月27日参拝

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