●大原三千院 妙音福寿大弁財天
寺の中に社があるのは神仏習合の経緯のためですね。三千院にもありました。
三千院の庭園の中を散策すると
鳥居がありました。
七福神巡り「京都の七福神」とされており、近畿三十六不動尊巡礼の16番所になるそうです。
琵琶を持つ弁天様の前には蛇と亀と思われる石像があり、小さな箱に入っていました。妙音福寿大弁財天、宇賀神を祀る祠のようですね。
静かです。そろそろ黄昏時。門を閉めてしまう前にお暇しましょう。
2010年9月25日参拝
おまけ
日本における神仏習合とは、神道と仏教のチャンポン状態のことである。
今でこそ寺院と神社は明らかに異なる物と認識されているが、明治以前においてはその区別は必ずしも明確ではなかった。
神道の神と仏教の尊格を同列の神として認識することから始まり、最終的には神社のご神体に仏像が据えられ、僧侶が神前で読経し、寺が神社を管理するという教団組織レベルまで浸透した。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E7%A5%9E%E4%BB%8F%E7%BF%92%E5%90%88