箱根元宮

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箱根元宮地図

(この元宮のあと、九頭竜箱根神社とまわっています)

戸隠の奥社の隣の九頭竜神社に参拝、その後東京練馬の東神社に。ここにも、龍さんがいらしゃいました。

龍神さんというのはどんな神様なのかしら、と気になりました。ある日、いきなり思い立って (立たされて?)翌日、箱根の神社に行くことを決定。このへんで、どうも怪しい雰囲気です。ともあれ、翌日、新宿10時発。小田原11時10分着。レンタ カーでお昼には現地に。

箱根元町

名代箱根蕎麦。温かいのと冷たいの。

ぐずぐずしてしまった。まずは、元宮からでしょう。急いで箱根園へ。

駒ヶ岳山頂にある箱根元宮(モトツミヤ)へは箱根園からロープウェーに乗って登って行きます。7分間の大空中散歩の後、海抜1327mの山頂に。

頂上に見える建物が・・

  駒ヶ岳は北に霊峰神山を拝し、古代祭祀=山岳信 仰が行われたところ。その起源は、今から凡そ2400年前、人皇五代孝昭(こうしょう)天皇の御代、聖占仙人(しょうぜんしょうにん)が、神山に鎮まりま す山神の威徳を感應し、駒ヶ岳山頂に神仙宮を開き、次いで利行丈人、玄利老人により、神山を天津神籬(あまつひもろぎ)とし、駒ヶ岳を天津磐境(あまつい わさか)として祭祀したのに始まる。

 爾来、御神威は天下に輝き渡り、歴世の天皇の崇敬と庶民の信仰をあつめ、敬仰登拝する者跡を断たず、人皇29代欽明(きんめ)天皇の御代に佛教が渡来していらい神佛習合して、修験(しゅげん)者等が練行苦行する霊場として有名になった。

 奈良時代、人皇46代孝謙(こうけん)天皇の御代、高僧の万巻(まんがん)上人が入峰し、霊夢をうけて箱根三所権現として奉斎。天平宝字元年(757)に山麓の芦ノ湖畔に社殿を造営し、里宮としたのが現在の箱根神社である。

遠く向こうには伊豆半島と伊豆七島が見えるのがわかります。

箱根元宮の御神体は、社殿の後方に見える箱根最高の霊峰神山(カミノヤマ)。この神山を天津神籠(=アマツヒモロギ=神が降臨される処)とし、次峰である駒ヶ岳は天津磐境(=アマツイワサカ=神を拝する処)として、日本神道の最も源初的な祭祀が繰り広げられてきました。
御祭神は天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)、高御産巣日神(タカミムスビノカミ)、神産巣日神(カミムスビノカミ)の造化三神(ゾウカノサンシン)。造化三神とは、宇宙神ともいわれる天地と万物を創造した日本神話の三柱の根元神。

山頂にはいろいろと遺跡のような場所があります。

小さな駒形権現の祠。

注連縄を張ってあるのは馬降石といい、白馬に乗って神様が降臨された岩と傳えられる。石の上の穴は降馬の折の蹄跡で、穴にたまる水は旱天にも枯れたことがないと傳えられる不思議な岩。

参道の右側には馬乗石(ばじょうせき)があり、白馬の信仰を今に残している。此の山の七名石の一つとされている。

富士山も・・もうすぐ冠雪の季節です。

時間は午後4時をまわってしまいました。龍神さまの神社は明日にして、今日は早めに食事と温泉に。明日天気になあれ。

2011年10月4日参拝

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